東洋医学の常識-鍼灸まにあ

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体の火照りをとる夏野菜


 夏は適度にと汗をかいて発散させないと、体に熱がこもりがちになってしまいます。これは約二三〇〇年前に成立したと言われている中国医学古典の『黄帝内経素問』に記載される養生法ですが、エアコンの完備された現代社会では夏にも汗をかかずに過ごしてしまうことが多いのではないでしょうか。

 そういうわけで、今回は体の火照りをとる、冷やす食べ物を紹介したいと思います。

 東洋医学の栄養学では、薬草や食べ物の性質と効能の記載された「本草書」というものを参考にします。今回は約一〇〇〇年前の中国の宋代に成書された『証類本草』という本草書などを参考に、体を冷やす食べ物を紹介したいと思います。

体を冷やす食べ物
キュウリ ナス  ミョウガ
ホウレンソウ トウガン ニガウリ タケノコ
ソバ カニ コンブ トウフ ゼンマイ
スイカ ナシ カキ

 以上が体を冷やす性質の食べ物です。もうお気づきの方もいらっしゃるでしょうが、冷やす食べ物には夏の野菜や果物が多いですね。つまり、昔から言われているように、その季節で採れる旬の物を食べることが、自然に応じた食事療法につながると言うことです。逆に、冬場に夏野菜を食べると体を冷やしてしまいます。

 また、諸説様々ですが、嫁が健康な子供を産むことを願った「秋ナスは嫁に食わすな」という言葉がありますように、冷える体質の方や、体を冷やしていけない方は、冷やす食べ物を控えると良いでしょう。






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