東洋医学の常識-鍼灸まにあ

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東洋医学の常識-鍼灸まにあ

本草学的栄養学

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冬野菜の効果


シュンギク 胃の調子を調える。

ホウレンソウ 二日酔い。冷やす性質があるので摂りすぎに注意。肉食や麺食等の付け合わせに食べると良い。

ダイコン
 消化を助ける。大根の汁は糖尿病による頻尿と喉の渇き。

ネギ
 身体を温める。ネギで作ったスープは発汗作用があるので、風邪の熱にともなう関節痛喉の痛みがある時に飲むと良い。内臓を活性化し、目にも良いとされる。

レンコン 身体の内を補い、気力を増し、百病を除き、常食すれば身を軽くして老化を抑える。

ハクサイ
 胃腸の通りを良くする。胸苦しさをとる。飲酒後の口渇を解く。

カブ 内蔵の調子を調える。目を明らかにする。常食して良い。


ショウガ
 風邪による頭痛、鼻づまり、咳、嘔吐。

ニンジン 内臓の調子を整える。慢性の下痢。

ヤマイモ
 常食してよい物で、耳目をはっきりとさせ、身を軽くする。身体の火照りを抑る。内臓を強くする。体力をつけるのによい。また、目眩や腰痛にも良いとされる。




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秋野菜の効果


ネギ 身体を温める。ネギで作ったスープは発汗作用があるので、風邪の熱にともなう関節痛 喉の痛みがある時に飲むと良い。内臓を活性化し、目にも良いとされる。

サトイモ 腸胃をくつろがせる。

ヤマイモ 常食してよい物で、耳目をはっきりとさせ、身を軽くする。身体の火照りを抑る。内臓を強くする。体力をつけるのによい。また、目眩や腰痛にも良いとされる。

サツマイモ 胃を健やかにする。体力を補う。

カキ 耳や鼻を通じさせる。身体を冷やす。

レンコン 身体の内を補い、気力を増し、百病を除き、常食すれば身を軽くして老化を抑える。

ゴボウ 目を明かにする。糖尿病の喉の渇き。常食すると身を軽くして老化を抑える。

クリ 腸胃を厚くする。




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夏野菜の効果


ナス 夏に少量食べると体内の熱をおさめる。身体を冷やすので冷え症の方は食べ過ぎに注意。

ニラ
 内臓の調子を良くし、病人は日常的に食べると良いとされる。また、夜尿症(おねしょ)にも効果があり、根の部分は髪の毛に良い。※にらは春から初夏までが旬です。

トウモロコシ 食欲を増す。

キュウリ 身体の熱を冷ましたり、利尿効果があるが、食べ過ぎると身体を冷やすので注意。口や喉の乾燥や、喉が腫れ痛むときにも良い。

インゲンマメ 内臓の働きを助ける。

シソ 体内の冷えを除く。食欲を増す。胃腸を調える。痰を切り、肺の調子を良くする。

スイカ 口内炎。利尿効果があり、むくみに良いとされるが、身体を冷やすので多食しないように注意。口や喉の乾燥によい。

サクランボ 胃を調える。顏色を良くする。

ナシ 喉の炎症を伴う咳。多食すると身体を冷やすので注意。特に産婦は食べない方がよい。

ブドウ 利尿効果あり。常食すると身を軽くし、老化防止によい。




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春野菜の効果


ミツバ 体内を安らかにさせ、日常的に食べてもよいものです。

フキ 咳。喉の痛み。喉の渇き。糖尿病による頻尿と喉の渇きにも用いられていたようです。

エンドウ 胃腸を調える。下痢や腹の膨満感。

ソラマメ 胃の調子を調える。

ホウレンソウ 二日酔い。冷やす性質があるので摂りすぎに注意。肉食や麺食等の付け合わせに食べると良い。

ダイコン 消化を助ける。大根の汁は糖尿病による頻尿と喉の渇きにも用いられていたようです。

シュンギク 胃の調子を調える。

ニンジン 内臓の調子を整える。慢性の下痢。




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本草学的栄養学


 本草学とは植物・動物・鉱石等の特徴や効能等について一定の規則によって記載された本草書を研究する学問です。中国の伝説では、神農が本草学の祖だとされていますが、その神農は毎日七十回も中毒になりながら植物等の効能を研究したとされています。
 この伝説から推察すると、古代には現在のように食物の成分分析などはありませんから、恐らく実際に食物を食べてみてどういった効果があったかを記録し、積み重ねていったのでしょう。
 本草学は簡単に言うとお婆ちゃんの知恵袋のもっとスケールの大きなもので、現代の栄養学からするとおおざっぱなものかもしれませんが、実際に起こった現象の記録の積み重ねでしょうから、科学的な食品の栄養分析にはない魅力があると思います。
 今回は本草書として最も代表的な一一〇〇年頃に中国で成書された『証類本草』と明代の『本草綱目』から春野菜の効果を抜萃し、日本語訳したものの要点をご紹介します。一般的に旬の野菜はビニールハウスで育てられた季節外れのものよりも栄養価が高いとされていますので、旬の野菜を意識して摂るようにしたいですね。





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